本の覚書

本と語学のはなし

2010-10-26から1日間の記事一覧

『闇の奥』

●コンラッド『闇の奥』(黒原敏行訳、光文社古典新訳文庫) 帝国主義時代の象牙交易にまつわる非人道的な状況の一端を知ることができて興味深いが(コンラッドは実際に当時のコンゴを航海士として体験している)、必ずしもそういうことを描くのが目的ではな…