本の覚書

本と語学のはなし

2009-05-06から1日間の記事一覧

正法眼蔵

「虚空」では石鞏(しゃくきょう)と西堂(せいどう)の問答が扱われる。おおよそこんな話だ。 石鞏が「虚空をつかむことはできるか」と問うと、西堂はできると答え、空をつかむような動作をする。それを見た石鞏は、「分かってない」とばかり、西堂の鼻をつ…

『コーポレート・ファイナンス入門』 〔51〕

●砂川伸幸『コーポレート・ファイナンス入門』(日経文庫) コンパクトによくまとまった入門書。アメリカ人の書いた電話帳のような分厚い本に挑戦する前に、一読しておくべきだろう。 さて、経済金融の教科書を学ぶ時間は別に確保していることだし、一般読書…