本の覚書

本と語学のはなし

2009-04-16から1日間の記事一覧

カントの文体について

ハイネ『ドイツ古典哲学の本質』(岩波文庫)から長い引用。 まずい文体といえば、カントほど非難されるべき哲学者はほかにあるまい。ことにカントがその前〔『純粋理性批判』以前〕にはもっとりっぱな文体で書いていたことを思いあわせると、なおさらのこと…