本の覚書

本と語学のはなし

世に棲む日日(三)/司馬遼太郎

新装版 世に棲む日日 (3) (文春文庫)

新装版 世に棲む日日 (3) (文春文庫)

 文久から元治にかけての頃。
 晋作は四国艦隊下関砲撃事件において講和交渉を担当し、そのために攘夷派から命を狙わる。
 ほぼ時を同じくして、第一次長州征伐で窮地に立たされた長州藩は、佐幕派が政権を握り、尊王攘夷派は捕縛、投獄、斬首などを蒙った。晋作は佐幕派からも命を狙われ、九州に逃れた。長州に戻った後も遊里に身を潜める。

 職場での読書には何と言っても歴史小説が一番合っているのだが、司馬遼太郎にはもう飽きてきた。