本の覚書

本と語学のはなし

振り返る2月 〈詩の方へ〉


 2月に読んだ本。
(1) 鷗外歴史文学集(一)/森鷗外http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130201/p1
(2) タイタス・アンドロニカス/シェイクスピアhttp://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130202/p1
(3) 考える短歌/俵万智http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130203/p1
(4) 決定版一億人の俳句入門/長谷川櫂http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130204/p1
(5) 詩のこころを読む/茨木のり子http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130204/p2
(6) 別冊太陽 森鷗外山崎一穎監修:http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130206/p1
(7) 道元禅師全集(十七)/道元http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130210/p1
(8) 北村薫の創作表現講義/北村薫http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130213/p1
(9) 坂の上の雲(五)/司馬遼太郎http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130214/p1
(10) 鷗外近代小説集(二)/森鷗外http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130218/p1
(11) 売れる作家の全技術/大沢在昌http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130221/p1
(12) だれも知らない小さな国/佐藤さとるhttp://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130222/p1
(13) 坂の上の雲(六)/司馬遼太郎http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130227/p1
(14) 空の青さをみつめていると/谷川俊太郎http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130228/p1
(15) 日本語のレトリック/瀬戸賢一:http://d.hatena.ne.jp/k_sampo/20130228/p2


 英語とフランス語はまだ復活とは言えない。読了本の冊数を減らしてもよいから、三月からはもっと原典講読に時間をかけること。


 続くかどうか分からないが、ギリシア詩、ローマ詩、英詩、フランス詩、ドイツ詩、漢詩、和歌を始めた。


 ある日の読書。旧約聖書、世界史参考書、ホメロスイーリアス』、『ドイツ名詩選』、『フランス名詩選』、『万葉集(一)』、ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』、谷川俊太郎『空の青さをみつめていると』。
 またあるの日の読書。新約聖書、日本史参考書、ウェルギリウスアエネーイス』、『イギリス名詩選』、『中国名詩選(上)』、紫式部源氏物語(二)』、セリーヌ『夜の果てへの旅』、谷川俊太郎『空の青さをみつめていると』。
 職場での読書。司馬遼太郎坂の上の雲(六)』。


 谷川俊太郎『空の青さをみつめていると』のところには、他にどんなものが代入されうるだろうか。道元森鷗外森鷗外関連、詩または小説、詩論または詩の雑誌(雑誌の扱いは未定だが)。それぞれ月に一冊ずつは読みたいところだ。
 職場で無聊に苦しみ、かつ本など堂々開くに適当でない時間のために、一葉の紙に数篇の詩を書きつけポケットに忍ばせておくのもよいかもしれない。誰も読み取れぬ横文字なんかを呪文のように連ねて。


 こんな風にして当面は詩に力を入れる。自分で詩が書けたなら一番いいのだけど、七つの言語で詩を読むというだけでも、なかなか得難い喜びではあると思う。語学の才能がないのが少し悲しい。


 もう春の気配は隠しようもないと思っていたら、下旬になって真冬に逆戻り。それでもバスに乗ったのは一回きりで、何度か後悔はしたものの、ずっと自転車通勤を通した。
 地域によっては平年の二倍の積雪というが、不思議とこの辺りは積もらなかった。雪下ろしはしていない。ここまで来ればもう大丈夫だろう。