本の覚書

本と語学のはなし

不採用


 昨日は施設から何の連絡も来なかった。これは郵送で履歴書が返戻されるパターンだろうかと懸念していたら、案の定、今日不採用通知書が届いた。ただし、履歴書も職務経歴書も同封されてはいない。求人票に書かれているとおりではない。
 私の後に、経験豊富で優秀な人が複数現れたのだろう。私は年齢、胡散臭い経歴、8月までフルタイムでは働けないことなどが嫌われたに違いにない。面接をした理事長一人の判断であれば私も2番手として採用されたかもしれないが、他の人々に異端分子の混入が快く受け入れられるはずもなかった。ごく小さな社会である。
 介護関係の本は途中でやめて、ブコウスキーの『町でいちばんの美女』を始める。塾の帰りコンビニに寄って、切らしていた履歴書を購入する。最近は心を入れ替えて、手書きの履歴書を使っているのだ。今は施設警備が気になっている。


 このところ睡眠障害がひどい。塾から帰り、布団に入らぬまま2、3時間うとうとする。夜中に目が覚めて朝まで起きる。朝食後、昼まで寝る。昼食後、夕方まで寝る。起きて塾に行く。というのが、ありがちな症状だ。仮に夜中十分寝たとしても、太陽が頭上にある内は眠くて仕方がない。