本の覚書

本と語学のはなし

『頻出英熟語問題1000』


●瓜生豊・篠田重晃『大学受験スーパーゼミ 全解説 頻出英熟語問題1000』(桐原書店
 『頻出英文法・語法問題1000』は問題を解きながら間違ったところ(恥ずかしながらたまに間違える!)を中心に解説を読んだが、『頻出英熟語問題1000』の方は本編の例文と解説のみを読み、問題集としてではなく熟語集として使ってみた。
 熟語は私だけでなく、たぶん誰しも苦手意識を持っているだろう。『基本英文700選』や『DUO 3.0』でもある程度覚えることができるけど、それではやはり足りない。この本を1冊仕上げておくと安心だ(もちろん受験対策として安心ということであって、実際本を読むとなると、まだまだ知らない熟語が洪水のように襲ってくることになるのだけど)。


 それにしても、高校生用の参考書にはレベルの高いものがたくさんある。大学生はもっと英語ができていいはずなのだ。きちんと活用されていないのはもったいない。
 まあ、私も怠惰な高校生・大学生であったのであり、英語を汚らわしいもののように遠ざけていたのだから、偉そうなことは言えないが。