本の覚書

本と語学のはなし

朝から図書館


 午前中に図書館に行ってみる。午後からではあんまり暑い。苦行が目的ではないのだ。
 図書館が開くのは9時半。家から徒歩でちょうど30分の距離なので、9時に出掛ける。開館と同時に入り、まだ誰も読んでいない「日経新聞」にさっと目を通した後、「ニューズウィーク」と「ディプロマティク」を取り出し、それぞれ実質50分ほど格闘する。11時45分になったところで、やおら帰宅の途につく。
 図書館を午前に持って来ることは以前にも考えたが、2時間強腰掛けているだけでは不十分だとして実行しなかった。しかし、その日の最初の勉強でもあり、時間帯としても一番集中が出来るところだし、2時間位が実はちょうどいい。そこで肝心要の「ニューズウィーク」と「ディプロマティク」を読むのだから、これでほとんど一日の勉強は終了したといってもいいくらいだ。
 午後からはどうせ眠くなるだろうから、ごくシンプルに。先ずは英語かフランス語の原典講読。次に政経・歴史の簡便な参考書と図説を眺め、高校数学をおさらい(当面、英仏の構文集にも目を通す)。最後に金融英語のテキスト(10月以降は翻訳の通信講座)。作文を学びたいときは、多分原典講読を中断して、集中的に取り組むことになると思う。まあそういう予定ではあったが、案の定、睡魔に勝てなかった。しかし、そんな時でも、目覚めてからごく簡単に一通り勉強してみることが出来る程度にはシンプルである。
 午後からの勉強で一番楽しいのは数学。きっと経済数学には何の関係もない部分なのだろうが、今日は正弦定理と余弦定理の証明を追った。高校1年生までは数学は得意だったし、理系に進むことも考えていた。数学を学んでいると、高校時代のことをよく思い出す。