本の覚書

本と語学のはなし

ジーザス

 仕事の方は、ラストスパートに向けてやっとエンジンが掛かってきた。
 前からTO-DOリストは作ってあったのだけど、改めて手帳に書き出してみて、そうゆっくりもしていられないと思う。あとを濁さないためというのではなくて、退職後に電話など寄こされたくないというのが現在のモチベーション。
 しかし、どう考えても4月に危機的な状況になるのは確実で、今できることを全部やって、きちんと引継ぎ書を作ったとしても(赴任当初から作って、更新し続けている!)、電話は来そうな気がする。ちょっと来てくれなんて言われそうな気もする。防衛策を考えておかなくてはいけない。
 我が同僚たちは、皆、神さまに異動をお祈りするばかりで、4月以降に予想される混沌は、神さまのお怒りを受けた恥知らずな罪びとたちに相応しい罰であるとしか考えていない。何の策もないのだ。
 私が赴任した時も、前任者たちは一切マニュアルも引継ぎ書も作らず、データも残さず、異動前にしておくべきことも放置して逃げて行った。ここはそういう土地柄なのだろう。