本の覚書

本と語学のはなし

嫌いな食べ物

 食べられないものはほとんどないのだが、人には理解してもらえないような好き嫌いはある。


 餅は年に1つ食べるかどうか。雑煮では絶対に食べない。口の中から喉にかけて危険を知らせる信号のようなものが走るので、アレルギーかもしれない。
 りんごは毎日食後に出てくるが、歯ざわりが嫌い。発泡スチロールに歯を立てるような勇気が必要。
 皆が箸でつつく鍋は大嫌い。私のような鍋嫌いの人は、これからのシーズンの宴会に戦々恐々としているはずだ。
 鉄板にしろ網にしろホイルにしろ、焼くだけの料理も好きではない。バーベキューなんてもっての他だ。
 蟹のように面倒な食べ物も好きではない。果物ではバナナが一番好き、というくらい面倒臭がりなのだ。
 刺身は一度蕁麻疹が出てから苦手になった。近頃は生だけではなく、煮ても焼いても魚全般が好きではない。
 卵豆腐は何のためにあるのだろう。豆腐も胡麻豆腐も好きだが、卵豆腐だけは好きになれない。