★高橋健司『空の名前』(角川書店)
雲の切れ間から射す光の筋を、西洋では「天使の梯子」とか「ヤコブの梯子」と言うらしい。教会の窓もまた、神々しい光の筋をつくりだすために設計されているのだろうか。
講演会の後、またリクライニングチェアを見に行く。
悩んだ末に、狭い部屋に置いても邪魔だろうということで買わないことにした。夏は暑く冬は寒い私の部屋では、快適に使える期間は案外短いかもしれないし。
代わりに、寝転んで本を読んだり、そのまま寝てしまったりする快楽のために、クッションやら筒型の枕やらを購入する。
家に帰って、早速意識を失う。