本の覚書

本と語学のはなし

2024-02-07から1日間の記事一覧

【フランス語】文体をわざとくずしておきながら【エセー1.40/39】

モンテーニュ『エセー』第1巻第40章(第39章)「キケロに関する考察」を読了する。 モンテーニュはキケロの完成された修辞に重きを置かない。重要なのは内容である。そこから、自身の文体について語り始める。なかなか興味深い自己分析である。 なお、1595年…