『万葉集』巻第二は、前半の相聞を終えた。『万葉集』を読む大きな楽しみの一つは、長歌の序詞の壮大な比喩的イメージにあると思う。例えば、柿本人麻呂の次の歌など、石見の海を詠みつつ、その寄せ来る玉藻のイメージが寄りそう(現地)妻へと転換していく…
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