本の覚書

本と語学のはなし

The New York Times International Weekly 定期購読開始【英語】

 そろそろタイムの購読期間が終了する。現在タイムの定期購読を扱っているのは Fujisan.co.jp。安いことは安いが、以前ほどの割引率は望めないようだ。
 1年間の契約だと19,500円。1冊あたり375円である。なお、合併号は2冊とカウントするが、タイムは合併号が多い。実際には年38回しか発行されない。発行回数で計算すると、1回約513円になる。


 どうしようか迷っていたところ、自分のブログの広告欄に週刊のニューヨークタイムズが紹介されていた。早速クリックして Fujisan.co.jp のページに飛ぶと、年間13,462円だと言う。年間52冊発行だとすると、1冊あたり約259円だ(送料30円を含む)。
 更に調べると、ニューヨークタイムズとコラボしている朝日新聞のページから申し込むと、新聞の販売所から配達されるので送料は無料、1冊あたり220円で購入できることが分かった。これなら年間11,440円であり、タイムと比較してもかなりお得である。
 そういう訳で、試しに3か月取ってみることにした(契約期間は3か月、6か月、12か月、24か月からしか選択できない)。


 今日その第1回目の配達があった。
 一般の新聞と同じサイズで8ページ。一見少ないようだが、1ページがタイムの4ページ分の大きさだから、タイムなら32ページに相当する(タイムは記事部分を抜き出すとだいたい36ページくらい)。したがって、タイムより若干分量は少ないけれど、1週間で読み切るにはかなりのボリュームである。
 誰が編集しているのかよく分からないし、本紙のいつの記事なのかも明記されていないが、世界のニュースがコンパクトにバランス良く収められているという印象を受ける。タイムのようにフォーカスしたテーマを深く掘り下げるという意味での充実度はないかもしれないが、私はどちらかと言えばニュースを読みたいので、こちらの方が向いているかもしれない。
 英語のレベルに関しては、まだほとんど目を通していないので評価は出来ない。日本語の注釈、解説、翻訳は一切ないから、初級者向けではない。しかし、タイムの英語が難しすぎることはないように、恐らくニューヨークタイムズの英語もそうなのだろうという気はする。
 How the Virus Silently Spread と題された記事の冒頭部分。

Dr. Camilla Rothe was about to leave for dinner when the government laboratory called her with the surprising test result. Positive. It was January 27. She had just discovered Germany’s first case of the new coronavirus.

 症状がなくても感染を広めうるのかというテーマを扱った記事のようだが、多分高校生でも十分読める英語である。


 タイムか週刊ニューヨークタイムズか決めるのはもう少し後になる。
 金額の面でかなり後者に靡いてはいる。ネットでいくらでもお金をかけずに英語のニュースが読めるではないかと言われるかもしれないが、そんな声に私は耳を傾けない。


【家庭菜園】
 茶豆とエンサイの畝。
 茶豆は1か所2粒ずつまいたが、発芽しなかったり、ネキリムシの被害に遭ったりして、必ずしも2本揃わない。1本になったものを移植して、1か所2本になるようにした。
 ちょっとスペースが空いたので、間引いたエンサイを移植して株を予定より1つ増やすことにした。移植は問題なく成功したが、エンサイも1本ネキリムシにやられているので、まだ油断は出来ない。


 先月30日にまいたインゲンとツルムラサキ
 インゲンはもう発芽し始めている。ツルムラサキはまだである。天候も悪く、無事芽を出すのかどうか心配だ。


 1日にペットボトルキャップの実験としてアブラナ科の種をまいたが、今日現在ハダイコンだけ発芽しているようだ。
 ハダイコンは直ぐに芽を出すし、直ぐに大きくなるので、便利な作物である。ただ、ペットボトルで最後まで育てるには葉が広がりすぎる気がするので、今後の成長をしっかり観察したい。


 4月28日に播種したインゲンの収穫を終え、ちょっと遅いかもしれないが、3日にオクラの種をまいた。
 以前試験的にまいたオクラは少し大きくなったので、苗カバーを外したところ、途端に葉っぱを虫に食われてしまった。致命的かどうかは分からない。