本の覚書

本と語学のはなし

野菜だより 2020年5月号

野菜だより2020年5月号

野菜だより2020年5月号

  • 発売日: 2020/04/03
  • メディア: 雑誌
 野菜の作り方は筋肉の作り方よりはるかに自由度が高くて、工夫の仕方も人それぞれ、必ずしも教科書通りに行うことがベストとは限らない。雑誌を読むメリットは、いろいろな人々の様々な取り組みを参考に出来ること。一人の人が書いたり監修したりしたものだけを見ていたのでは思いつかないような発想がたくさん詰まっている。
 ただし、だからといって紹介されていることが必ずしも実践できるわけでもないし、実践しようという気になるものとも限らない。たとえばレンコンをポット栽培できると分かったとしても、恐らく自分で作ることはないだろう。
 新しいノウハウやアイデアに感心しながら、一つでも真似してみようと思うものを見つけられたらそれで十分くらいの積もりで読むべきものだろう。


 以下は私の菜園の記録。
 4月1日に葉物を中心とした種まきをした。しかし、予想に反して気温が上がらず、それどころか霰の降る寒い日々もあって、なかなか発芽しない。完全な勇み足かと思っていた。しかし、間を縫ってひょっこり暖かい日があると、その度少しずつ成長していたようだ。
 4月10日に1回目の大根の間引き。その前後には、ラディッシュからし菜、水菜、葉大根、小松菜、チンゲンサイ、かぶ、サラダほうれん草、春菊、山東菜の発芽も、勢いの差はあれど確認することができた。
 失敗したのは、にんじん。スペースがもったいないので、間引いたかぶを移植した。根を傷めてないか心配したが、今のところ枯れてはいない。
 4月17日にもう一度ラディッシュの種をまき、リーフレタスの苗を植える。
 4月21日、葉大根の葉が虫食い被害に遭っていることを確認する。防虫ネットを張ってはいたが、下に隙間があるのでそこから侵入したようだ。この時期にもうこういうことが起こるのかとびっくりした。見つけた虫を退治し、土を盛って隙間を塞ぐ。
 4月22日、5日前にまいたラディッシュの芽が出始めた。
 今月は全体的に気温が低い。今日も明日も最高気温は10度くらいにしかならない。芽吹いた野菜たちもなかなか大きくならない。果たして収穫まで至るのか、収穫できたとして通常の大きさまで育ってくれるのかどうかは分からない。
 もう一畝立てる余裕はあるのだけど、ゴールデンウィークまで待つのが賢明のようだ。