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筋肥大メソッド ハンディ版/岡田隆

筋肥大メソッド ハンディ版

筋肥大メソッド ハンディ版

 筋肉を大きくする上で必要な重量と回数の考え方、ピリオダンゼーション導入による刺激の変更、食事とサプリメントの内容と摂取のタイミングなど、入門書よりはちょっと突っ込んだことが書いてある。
 私はそこまでストイックに筋肥大を追い求めるつもりはなく、中級の手前あたりで十分ではあるが、意味を考えながら自分でトレーニングをデザインするための参考書として、興味深く読んだ。


 私が今一番悩んでいるのが、トレーニングを分割するか一遍に全身を鍛えるかということ。しばらく上半身と下半身に二分割してきたが、またフルボディに戻してみた。初心者であるし、基本種目をたくさん繰り返し行いたいと思ったので。
 そのメニューは、ブルガリアンスクワット(尻、太腿表)、ルーマニアデッドリフト(太腿裏)、ワンハンドローイング(背中)、ダンベルプレス(胸)、サイドレイズ(肩)、フレンチプレス(上腕裏)、ダンベルカール(上腕表)、シットアップ(腹)。
 だが、もう少し細かく狙ってみたくもあるし、仕事の都合上二日連続でトレーニングしたいときもあるが、休養日をもうけずに同じ部位を鍛えるのは良くないとされている。そう考えると、分割法に未練もある。
 メニューは試行錯誤して作っていくものである。作り上げたそのメニューも、二三か月したら、少しずつでも変えていくべきである。なかなか難しい。

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