本の覚書

本と語学のはなし

スケッチは3分/山田雅夫

スケッチは3分 (光文社新書)

スケッチは3分 (光文社新書)

 三分で描くということは、要は大いに省略して描くということであり、また描くテーマを一点に絞り、描きやすいように描き、描きにくいものは描かないということである。都市工学の専門家としての発想も、随所に盛り込まれているようだ。
 旅先でこのくらいささっと描けたらいいなと思うが、そのために練習をしようというほど熱心にはなれない。文字が汚いように、私の絵もまた拙いまま終わるだろう。