◎江川泰一郎『英文法解説 改訂三版』（金子書房）
一応すべてのセクションに目を通したが、解説と例文は気になったところだけを拾い読み。文法知識に大きな穴がないかチェックしてみた。
考えてみれば、高校1年の時に学校で買わされた文法書を通読して以来（その時は本当に文字通り読み通した）、英語の文法書を開いたことなんてほとんどない。もちろんあの時の記憶は貴重な財産になっているのだけど、私の実践的なスキルは主として構文集や読解の参考書や辞書や英語以外の文法書から得られたものである。だから、なにか重大な欠落があるのではないかと常々懸念していたのである。
どうやら高校生に英語を教えても大丈夫そうだ。折に触れて必要な個所を例文も含めてじっくり読み、細かい点の確認と整理には文法と語法の問題集を活用し、もう少し見やすい学習者用の文法書も購入して説明の参考にすれば完璧だと思う。
