本の覚書

本と語学のはなし

『オバマは何を変えるか』


●砂田一郎『オバマは何を変えるか』(岩波新書
 オバマの大統領就任から200日を総括する。
 なんだか文章が思考に絡みつかないまま読み終えてしまった。英文から翻訳された文体のような感触があって、原文に忠実なのに読みにくい翻訳のことなど考えたりした。
 医療保険改革の知識があいまいだったので、それについて書かれた部分だけはていねいに読んでおいた。唯一の収穫だ。


 続いては読みかけのブローティガンを再開する。ショート・ショートのような短文ばかりで、しかも多分に韻文的なので、サクサクとは進まない。しかし、何とか年内には読了したいところだ。

オバマは何を変えるか (岩波新書)

オバマは何を変えるか (岩波新書)