本の覚書

本と語学のはなし

菊姫とアドルフ


☆午前中:「Newsweek」「Le Monde」『異邦人』
☆図書館:『キーワード』『解釈教室』「日経」『サブプラ後』
☆夕食前:『ボキャビル』「EP」「民数」
☆夕食後:『日史1』『サブプラ後』「OTM」「Fra2」『アドルフ』


 五味文彦ほか編『詳説 日本史研究』(山川出版社)を始める。


 試しに、午前の部と午後の部を入れ替えてみた。
 朝、「ニューズウィーク」と「ル・モンド」と『異邦人』にそれぞれ1時間ずつ。頭が働くだろうかと心配した。今日も決して寝起きはよくない。睡眠時間は十分でも、睡眠の質まではコントロールできないのだ。このところの傾向から言えば、1時間もするとごろりと横になりたくなるかもしれない。ところが、一部音読を取り入れたりしながら、最後まで楽しむことが出来た。これはよさそう。


 図書館では、最初の1時間で参考書、残る2時間で新聞と本を読む。ただし、2か月半の間、読書の時間には『英文解釈教室』(研究社)、『英文法解説』(金子書房)、『現代フランス広文典』(白水社)で勉強もする。
 家で集中しにくいものを図書館に持ち込むというのは有効なやり方で、「ニューズウィーク」と「ル・モンド」も当初は図書館で読んだからこそ、途中で投げ出さずに済んだである。
 久し振りに大テーブルで参考書を開く。『英文解釈教室』に取り掛かる頃、げっぷの紳士が隣に座った。私のノルマが終わる頃、彼は未だ佳境に達していなかった。私は荷物をまとめ、椅子だけ並べてある所に移動して『サブプライム後』を読む。椅子にはクッションと肘掛が付いているし、頭の上には蛍光灯が灯って明るいし、机がなくて大丈夫な時はこちらを利用することにした。


 家に帰って、約1時間、通信講座に取り掛かり、夕食後は本を読んだり日記を書いたりするだけ。


 3月7日の同期の飲み会の時に、菊姫鶴乃里という日本酒を貰った。日本酒愛好家ということになっていたらしい。今日は飲みながら本でも読もう。でも、せっかくなら文学作品の方がいい。コンスタン『アドルフ』(大塚幸男訳,岩波文庫)でも。