本の覚書

本と語学のはなし

初めから始める数学Ⅲ Part2/馬場敬之

 これで「初めから始める」シリーズを終える。偏差値40からでも無理なく数学が学べるという、マセマの中で一番やさしいシリーズである。当初は全然時間を気にしていなかったので、一から学び直してみた。
 この後は「元気が出る」シリーズが控えているけれど、その前に問題集をやっておく。これまでも何度か高校数学の参考書を通読はしているが(その時は「合格!」シリーズを使っていた)、読むだけではやはり定着しない。
 受験するつもりも、受験生に教えようなどというつもりも全くない(シリーズを揃えたときは、多少そのつもりがないではなかったが)。本当は物理数学を理解できるようになりたいと思っている。しかし、数学も物理も大学以上のレベルには達しないだろう。それで、ともかくも今は受験のレベルまでは何とかよじ登ろうとしているのである。


 最後の内容は、関数の極限、微分法、微分法の応用、積分法、積分法の応用。
 ここまで来ると、円の面積も積分で導くことが出来るようになる。