本の覚書

本と語学のはなし

『藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義』


藤巻健史藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義』(光文社新書
 新書なのに430ページくらいある。
 実際の講義をほとんどそのまま活字に起こしたようなのだが、本の作り方としては安易に過ぎるのではないだろうか。非常に読みにくい。文章としても、構成としても、もっと整理して欲しい。
 「伝説のディーラー」が語ることなので迫力はあるのだが、教育的配慮も足りないような気がする。いきなり素人が読むべきものではない。
 もう少し分かるようになったら、斜めに読みたい本。


 多分、今年最後の読了本になるだろう。