本の覚書

本と語学のはなし

富井の古文読解をはじめからていねいに/富井健二

 内容は、第一部が主として主語の見つけ方。第二部が古典常識。第三部がジャンル別攻略法。
 前回読んでから、古文にたくさん触れてきた。
 実際的な知識が増えた後で再読した評価。やはりとてもよい。時間のない学生などは、ある程度文法と単語を学んだら、この本を読解への橋渡しとして、すぐに実践的な演習に移ってもいいのではないだろうか。
 ただし、もう少し文法の説明が欲しいと思う人はいるだろう。品詞分解などが気になって仕方ないならば、別の本を探さなくてはならない。

関連記事

2019年2月【振り返り】

▼今月も雪はほとんど降らない。私が経験した中で最も少雪の冬であったかも知れない。
▼中旬には降雪の気配すらなくなり、下旬はもう春のようで、自転車を漕ぐとうっすら汗をかくほどである。


▼転職に繋がるかどうか分からないが、小学校から高校までの主要な教科を全て学び直そうと思う。
▼問題は高校の理科であるが、根気が続かないようならせめて基礎だけでも(今は物理と物理基礎、化学と化学基礎というように分かれている)。


ロミオ&ジュリエット 名作映画完全セリフ集/曽根田憲三監修

 最上級。舞台は現代に置き換えられているが、セリフはシェークスピアの原作をほぼそのまま用いているため。もちろんシェークスピアが書いた全ての言葉が映画で語られるわけでないけれど、シナリオを読むのも一苦労であった。
 専用のグロッサリーがあれば、もう少し容易に読めるかも知れない。いずれ幾つかのシェークスピア作品に直に挑戦してみたい。

動画

ロミオ&ジュリエット (字幕版)

ロミオ&ジュリエット (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video