本の覚書

本と語学のはなし

CNN ENGLISH EXPRESS October 2017

 雪が降り続いている。今回は長引きそう。ひょっとしたら屋根の雪下ろしが必要になるかもしれない。


 Vista でアマゾンの動画が見れなくなったので、Fire というアマゾンの廉価なタブレットを購入した。もともと値段は安いのだが、プライム会員であれば4000円の割引があるし、カートにしばらく入れておけば更に値引きされる(放っておくとまた元に戻ったりもするので、どのタイミングで購入するのがベストなのかはよく分からない)。年に何度かあるセールを待てば、もっと安くなるかもしれない。
 注意すべきは、アマゾン独自の OS を使用していること。アプリはそれほど豊富でないと言われている。Google Play を入れてアプリを入手する方法はあるし、私も試しに入れてみたが、これは自己責任である。いろいろやりたいのであれば、ケチらずに普通のタブレットを買うべきである。
 私の使い道は、アマゾンの動画を見ること、キンドル電子書籍を読むこと(読んだことはないが)、CD などの音声を取り込んで聞くこと、ニュースや天気予報を見ること、アプリで CNN や TED やフランスのラジオを視聴すること(ブラウザ経由でも大丈夫だし、その方がいい場合もある)、などなど。Fire で十分である。
 Bluetooth のキーボードも一緒に購入した。設定したり検索したり、最初は随分と役立ったが、もうあまり使わないかもしれない。タブレットは語学学習用であり、書きものをしたり、調べ物をしたりするのは、パソコンの出番である。


 さて、CNN ENGLISH EXPRESS の10月号である。シャドーイングはじっくりやるべきものと思うが、ゆっくりしすぎてしまった。一か月で終わらせる必要はないけど、せいぜい一か月半から二か月くらいに収めたい。
 定期購読は半年分申し込んでいた。1月号までまだ三冊残っている。CD はパソコンの Media Player に取り込む。ケーブルでパソコンと Fire を繋ぐと、同期できる。
 その後は電子書籍で購入し、音声データをダウンロードして勉強することもできる。しかし、サンプルを見るかぎり(サンプルに音声データは付いていないので、誌面だけの評価であるが)、非常に使いにくそうだ。


 J. K. ローリングへのインタビューより。

The theme of my 50th birthday, which I held at Halloween, even though that’s not really my birthday, was “Come as your own private nightmare.” And I went as a lost manuscript. And I wrote over a dress most of that book. So that book―I don’t know whether it will ever be published, but it’s actually hanging in a wardrobe currently. (p.101)

パン菓子をこしらえなさい【ヘブライ語】

Biblia Hebraica Stuttgartensia

Biblia Hebraica Stuttgartensia

  • 作者:Elliger, K.
  • 発売日: 1990/06/01
  • メディア: ペーパーバック
 大雪の後は天候が回復し、日差しや雨でだいぶ雪が減った。
 運搬用一輪車のタイヤが届いたので自分で交換し、残っていた雪を川に運んで捨ててきた。家の前の雪は一旦すべて消えた。


 タイム以外何事もはかどらない現状を冷静に考えると、毎月ル・モンド・ディプロマティクを全部読んでいる余裕はない。定期購読を解約した。
 ディプロかフランス文学か。もう少し慎重に検討してから決定する。


 Vista ではアマゾンの動画が見れなくなってしまったようだ。転職活動用に購入しながらずっと遊ばせていたスマホで、とりあえずは間に合わせる。使ってみると案外便利なものだ。CNN やフランスのラジオなんかも視聴するようになった。
 選択肢は幾つかある。プライム会員をやめて、動画を見ない。だが、プライム会員であることは魅力的だし、動画は見たい。パソコンを買い替える。だが、何も調子悪くはない。アマゾンの動画が見れない以外、特に不自由はないのだ。タブレットを購入する。高すぎる。スマホで我慢する。小さすぎる。
 そんなわけで、廉価なアマゾン用タブレットを購入することにした。タブレットは語学用、パソコンは書き物用という使い分けになりそうだ。


 今年初めてヘブライ語を入力する。記号は後から入れてみた。
 引用は創世記18章6節。下は岩波の旧約聖書翻訳委員会訳。

וַיְמַהֵר אַבְרָהָם הָאֹהֱלָה אֶל-שָׂרָה וַיּאֹמֶר מַחֲרִי שְׁלֹשׁ סְאִים קֶמַח סֹלֶת לֻוּשִׁי וַעֲשִׂי עֻגְוֹת

アブラハムは急いで天幕に、サラのもとに向かい、〔彼女に〕言った、「急いで、三セアの麦粉――小麦粉――をこね、早焼きパンを作っておくれ」。

 三セアは十五リットル弱。早焼きパンは酵母を入れないで焼く牧羊民のパンだそうである。これを通りすがりの三人の男たちに供しようというのである。

TIME January 15, 2018

Time Asia [US] January 15 2018 (単号)

Time Asia [US] January 15 2018 (単号)

  • 発売日: 2018/01/06
  • メディア: 雑誌
 雪の峠は越えたようだ。家の前や道路に溜まっていた雪を少し片づける。
 道路には消雪パイプが敷設されている。しかし、我が家の前では水の出が悪く、舗装は長年の使用によるゆるやかな凹凸のためにうまく水の載らない部分もある。雪が残りがちなのである。
 近くに小さな川があるから、運搬用一輪車で雪を捨てに行く。だが、タイヤがパンクしていて、わずかな距離を運ぶのも重労働であった。すぐにアマゾンでノーパンクタイヤを注文した。


 長い歴史の中で初めてゲスト・エディターを迎えて作られたタイム。
 そのゲストとは、フィランソロピストとしても知られるビル・ゲイツである。これまでもタイムに寄稿することは度々あった。思想的に相性がいいのだろう。
 今回のテーマはオプティミスティックに行こうというもの。編集者として彼はこう書いている。

 To some extent, it is good that bad news gets attention. If you want to improve the world, you need something to be mad at. But it has to be balanced by upsides. When you see good things happening, you can channel your energy into driving even more progress.
 That is what I hope you will take from this issue of TIME. I’ve asked some of the people I respect most to write about what makes them optimistic. You’ll learn surprising facts about the state of the world, and you’ll meet heroes who save lives every day. It’s a crash course in why and how the world is improving. I hope you’ll be inspired to make it even better. (p.2)