構成
単語は2100。でる度A からC まで三段階に分けられ、それぞれ動詞、名詞、形容詞・副詞ごとにまとめられている。配列はアルファベット順ではなく、緩やかに意味や形の似た単語が寄せられている。
熟語は300。こちらは全てアルファベット順。
左ページ。単語と発音記号。その右に、単語の意味、必要に応じて同義語や反意語、他の品詞形などの情報。
右ページ。その単語を含む例文一つ。その右に、例文の訳。
熟語の方は見開きにはなっていない。
音声はウェブ上でダウンロードできる。
単語、意味(一つだけ)、例文の順。それほど速いスピードではなく、聞き取りやすい。
感想
初回なので全部目を通した。
『DUO 3.0』のように、2600の単語と熟語を560本の例文に凝縮しているものであればよいが、2400の単語と熟語に対して2400の例文を覚えるのでは効率が悪い。
今後は、基本的に左ページに目を通すだけにする。例文を参照する場合も、必ずしも一文全部を読む必要はなく、当該単語の前後、すなわちコロケーションを確認するだけでもよい。
気に入っているポイントは、発音記号と類義語の情報が載っていること。左ページのみを使って、機械的に高速で反復できること(職場でも使いやすい!)。
英検受験には多分これ一冊で足りるのだろう。タイムを読むには植田一三の本も併用した方がいいけど、これをマスターするだけでも大分辞書を引く頻度が減るはずである。
例文は敢えて使おうとは思わないけど、通勤時に耳から学ぶにはちょうどよい素材である。