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本の覚書

本と語学のはなし

TIME February 20, 2017

Time Asia [US] February 20 2017 (単号)

Time Asia [US] February 20 2017 (単号)

 職場にはまた聖書を持って行き、タイムは家で一気に読もうかと考えているところ。
 今のところ一気読みと言っても、丸一日費やすことになるだろう。挫折する可能性大である。しかし、適度に辞書を引きながら、今までより少しばかり丁寧に読んでいれば、やがて速読できるようにもなるだろう。そもそもタイムの難しさは、文章の複雑さにあるわけではない。


 日本関連の文章がいくつかあった。大きなものでは、遠藤周作原作の映画『サイレンス』のことと、横山秀夫の『64』のこと。横山作品の英訳はこれが初めてだそうである。


 今週の引用は、ギリシャにいるシリア難民のその後を追う企画の続報から。

There is no call more important to the Syrian refugee stranded in Greece than the one from the Greek Asylum Service informing her that finally, after months of agonized waiting, there is a European nation willing to take her in. The polite man on the other end of the line won’t name the country; instead, he instructs the refugee to take a chartered bus to Athens for an in-person interview―these usually take place within the next 24 hours. “It is a destiny-defining moment,” says one refugee, who put off buying diapers for his newborn daughter in order to save up for a battery charger for his phone. “You can’t afford to miss that call. You bring your phone with you everywhere you go. You never let it die.”

 その大事な命綱の携帯を、Heln の両親は部屋に置きっ放しにしてしまった。子供を救急車に乗せて病院に向かう際に、慌てて忘れてしまったのだ。運命の電話はその間に来た。
 結局面接に行くことはできたのだが、子供の健康のリスクを冒してまで、長時間のバスの旅をしなければならなかった。
 そして、彼らが言い渡された最終目的地は、国名すら聞いたことのないエストニアであった。

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