本の覚書

本と語学のはなし

TIME Dec. 26, 2016 / Jan. 2, 2017

Time Asia [US] D26 - J2 2017 (単号)

Time Asia [US] D26 - J2 2017 (単号)

 前回のダブル・イシューが2016年の振り返りで、今回のダブル・イシューが2017年の展望。そして今週は休刊。次回は1月16日号。
 職場で通常号の半分相当の分量を一気に読んだ。ひょっとして、条件が良ければ、職場だけでカバートゥーカバーできるんじゃないの。そんな手ごたえを感じた。ずっと続けるべきなんじゃないだろうか。


 今年はルターの95箇条の提題から数えて500年目に当たるのだった。日本でもルターや宗教改革の本がたくさん出版されるかもしれない。新刊を直ぐに買うことはないだろうが、注目しておこう。


 タイムらしいといえば、ギリシャの難民キャンプで生まれたシリア人の赤ちゃんたちを一年間追いかける企画。表紙のヘレンもその一人。
 タイムの編集長 Nancy Gibbs(女性である)は書いている。

 There are few more wondrously terrifying moments in a woman’s life than when she gives birth, delivering unto the world the passenger she has been carrying for nine months and then meeting directly for the first time. Tissue skin. Lumpy feet. Deep-pool eyes and those first howling breasts, all real and raw and eternal and so fragile.
 So I cannot conceive what it is like for the refugee women who have fled their country by land or sea or both to give birth to their babies in a foreign hospital, far from family and home, sorrounded by doctors and nurses whose language they can’t understand, wrapping their newborns in borrowed blankets and returning to the tents they now call home.

 赤ちゃんたちには兄や姉もいる。就学年齢に達した子どもたちの教育も悩ましい問題だ。難民にとってギリシャは最終目的地ではない。ギリシャ語で教育を受けさせたところで、子どもたちの将来のために役立つ保証はない。かと言って、ヨーロッパが難民の受け入れに難色を示し始めている現状では、容易に行きたいところに行けるとは限らないのである。

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