- 作者:新一, 星
- 発売日: 1976/06/01
- メディア: 文庫
しかし、私が小説を書くとして(書き続けるかどうかはわからないが)、その時の参考にするかと言えば、まず「しない」。星新一的なプロットを思いついたとして、その時点でとても書けるものではないとボツにするだろう。たぶん星新一のプロットは星新一の文体とセットになっており、他の人が書いてもとても読めるものにはならないはずだ。
前から気がついてはいるが、小説と短歌という二つのジャンルに全くの素人が二股かけて挑戦するというのは、甚だ無謀である。それに私の本来の活動は、キリスト教の勉強であったような気がする。
短歌と詩をメインとしつつ(俳句には今のところ魅力を感じていない)、時々童話のような物語が書けたら一番いいのではないだろうか。すると、参考にすべきは宮沢賢治ということか?