本の覚書

本と語学のはなし

『羊をめぐる冒険』


村上春樹羊をめぐる冒険』上・下(講談社文庫)
 若い頃に読んだら夢中になれただろうかと考えてみるよりほかに、読み進めるためのモチベーションを維持することはできそうになかった。しかし、中学から大学までを思い出してみても、私が文学に求めるもののひとかけらすら見出すことはできなかった。昔ならきっぱり拒否反応を示していただろう。
 村上作品はまだたくさん持っている。それを全部読むかどうかは、『世界の終わり』で決めることにする。今度がいつになるかは分からないけど。

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)