本の覚書

本と語学のはなし

「エセー」調子に乗る

われわれはけっして自分のもとにいないで、常に自分の向こうにいる。(1.3「われわれの感情はわれわれを超えてゆくこと」)

私は民主制がもっとも自然でもっとも公正だと思うにもかかわらず…(同上)


 涼しくなってきたせいか、活動が一時的に拡張している。聖書を読み、『正法眼蔵』を読み、『エセー』を読み、タイムを読み、ネットで英仏の音声を聞き、歴史を学び、仏文学を読み、英文学を読む。とても続きそうにない。
 外国語を読むのに倦み疲れた時、手にしてわずかばかり読み、適当なところで再び閉じることのできる日本語の書物があるといい。おそらく新共同訳聖書と道元全集がそれにふさわしいだろう。モンテーニュを続けるのは無理がある。しかし、休日に1章ずつという読み方でもいい。簡単には諦めないことにしたい。


 今日は中学3年生の模擬試験の監督。これで夏期講習の日程は全部終了した。その後、木曜日から始まる2学期の授業の打合せ。私が受け持つ科目は、中学2年の英語と国語、中学3年の英語だけになりそうだ(正式には明日決まる)。中学1年の英語も入るかもしれないが、いずれにしろ1学期に比べて準備が格段に楽になるのは確かだ。
 収入は1学期よりじゃっかん減るだろう。もともと十分な収入ではないし、講師業には全然向いていない。常に求人情報に目配りをしておかなくてはならない。塾は2学期の終了とともに辞め、学校は今年度の終了とともに辞めるのが理想的だ。