本の覚書

本と語学のはなし

『消しゴムはんこ。』 〔71〕


津久井智子『消しゴムはんこ。 つくるたのしみ、おすたのしみ』(主婦の友社
 図書館で借りてみた。この本は自分で買いたい。
 一緒に木版画の入門書も借りて来た。木の味わいは捨てがたいし(私の木版画のイメージは、文明開化と宮澤賢治だ)、一つの完結した作品世界という感じがするけど、道具を集めるのも彫るのも面倒そう。
 一方、消しゴムはんこは、パーツごとにはんけしを切り出して作成し、それらを組み合わせて使うのが基本らしいから、小回りが利く。道具もそれほど必要ないし、何より安価である。気軽に始めるなら、こちらの方だろう。
 本に自作のはんこを押してしまった人がいる。なかなか上手だ。やはり作りやすいのだろうと思う。


 図書カードの更新をしてもらった。三年前は自分で更新したのだった。今日窓口で受け付けをしたのは司書のOさんだったが、伸びた髪をとうとう後ろで束ねるほどになっていた。

消しゴムはんこ。 (セレクトBOOKS)

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