本の覚書

本と語学のはなし

動物もの


ジャック・ロンドン『白い牙』(白石佑光訳,新潮文庫


 『野性の叫び声』のペーパーバックには『白い牙』も収められているので、翻訳も一緒に注文した。翻訳だけ先に届いた。
 意外に厚い。動物ものって子どものころ以来読んだ記憶がないのだけど、あんまり得意ではないような気がする。しかも、一番最後に読んだのはたぶん『冒険者たち ガンバと15匹の仲間』だったと思うから、完全に擬人化された動物ものである。