本の覚書

本と語学のはなし

休日出勤

 雪が降り始める。
 すすめられるままに豚汁を頂いたところ、中に餅が2つ入っていた。今年これが最初である。同時に今年の最後であると誓いたい。
 またもや二重生活が始まり、日中眠くて仕方がない。学生時代から今に至るまで、健康的な生活を実践できたことなど一度もない。それでも数年前までは体力にまかせて乗り切っていたが、今は無理をした分だけ休息が必要だ。今回の退職も、知的生活の質を下げるか否かという問題に直面しての選択だったという面もあるだろう。
 それで思い出したが、先日元の職場の係長から電話があったのは、退職の話を聞きつけたからではなくて、原稿料が出たので飲みに行こうというだけのことだった。しかし、その席には現在人事課に所属する人も出るので、そこでは話さないわけにはいかないだろう。実に困る。私はもうとっくにその地点を通り過ぎてしまっている。もはや思考の対象ではない。何で退職することになったのだか、正直言って今の私にはよく分からないのだ。
 風邪のひき始め。