本の覚書

本と語学のはなし

2012-11-21から1日間の記事一覧

勝安芳

『鷗外歴史文学集 第一巻』を始める。先ずは『西周伝』から。西周は「哲学」という言葉を考案したことで有名な人だ。鷗外の遠縁にあたり、学生の鷗外を自宅に下宿させていたこともある。伝記は、周の死後、養子の紳六郎の委嘱を受けて書かれたもので、簡素こ…