本の覚書

本と語学のはなし

2010-05-13から1日間の記事一覧

命日

次はトーマス・マンの『魔の山』(新潮文庫)。買って来たものは直ぐに読むという原則に従えば小島信夫の『残光』(新潮文庫)を選ばなくてはいけないはずだが、時間のある今の内に出来る限り長編を読んでおきたい(本当はもっと真剣に諸々考え、行動すべき…

『ハックルベリ・フィンの冒険』

●マーク・トウェイン『ハックルベリ・フィンの冒険』(大久保博訳、角川文庫) 子どもの頃にアニメで見ていた記憶がよみがえる。筏で自由に旅をするハックに憧れたものだ。しかし、原作を読むとそんなに自由を謳歌している風には見えない。ハックの自由、あ…