本の覚書

本と語学のはなし

Newton 2023年4月号【最良の睡眠】

 転職をして、夜に寝るという当たり前の生活が始まった。
 良かった点は、頭痛から解放されたこと。以前は毎日のように頭痛薬を服用していた。短い間隔で複数回飲むこともしばしばあった。薬はたくさんストックしてあるので、当面買う必要はなさそうである。
 だが、良いのはそれくらいだ。安定しているとか、多少稼ぎが増えるということも良いには違いないが、職場の環境に幻滅して、もうそれらも放棄してよいという気分になってきている。
 仕事の内容が嫌なわけではない。人間関係というか、関係を取り結ぶ以前に人間性の問題であるというか。サバイブ出来ないこともないとは思うけど、その後も常に不快な職場であることには変わりないだろう。
 この週末に考えをまとめてみようと思っていたが、今のところ具体的なことはまだ決めていない。パート(もう正職員は無理だろうから)の求人を眺めているばかりだ。


 昼寝は30分以上しない方が良い。
 入眠すると、ノンレム睡眠のステージ1が始まり、15分から20分でステージ2に入る。ここで起きるのがベストであるという。それ以上になると、ステージ3の深い眠りに落ち込み、すっきりとは起きにくくなり、また夜に眠れなくなる原因ともなる。
 エジソンやダリは、手にスプーンやボールを持って昼寝をし、それを落とすと目を覚ました。これはステージ1の内に起きる一瞬の昼寝法で、アイデアやひらめきを得るためには効果的であることが実証されているようだ。