- 作者:康夫, 安藤
- 発売日: 2014/03/19
- メディア: 単行本
知らずに軽い気持ちで始める人も多いだろうけれど、プランターの土は一作ごとに捨てるか消毒・再生するべきだと言われている。
捨てるとなれば畑に捨てるか(毎回というわけにもいくまい)、有料で引き取ってもらうか(私の自治体では回収しないので、業者を探さなくてはいけない)、非合法に葬るか(論外であるが)ということになるだろう。
消毒するには、プランターの土を取り出し、ふるいにかけ、天日に晒したり熱湯をかけたりする。それならばまだ土を耕した方がいい。
それで、有機栽培ならばひょっとして不耕起栽培と同様のことがプランターでも実現できるのではないかと期待して、この本を読んでみた。
結果。著者は毎年年2回、50鉢ものプランターの土をリセットしている。取り出した土をふるいにかけて腐葉土を混ぜるだけなので、通常の消毒作業よりは遙かに楽であるが、やはりプランターは完全不耕起とは行かないようである。
毎日欠かさず水やりをしたり、頻繁に液肥をあげたりしなくてはいけなし、私には面倒臭くて出来そうにないという結論に至る。