本の覚書

本と語学のはなし

抜ける耳栓


☆『ボキャビル』『100のフレーズ』
☆「ニューズウィーク」「ル・モンド」「ヴェリタス」
☆『英文の読み方』『英文解釈教室』『異邦人』『変身』
☆「On The Media」「France2」
☆『金融の基本教科書』『世界史1』


 行方昭夫『英文の読み方』(岩波新書)を読了し、伊藤和夫『英文解釈教室 改訂版』(研究社)を始める。伊藤のは受験英語の王道。訳文の作り方を参考にしてはいけないと思うが、文法的に正しく読めているかどうか徹底的にチェックするにはうってつけの本。高校生は、これと『新・基本英文700選』(駿台文庫)と文法さえきちんと勉強しておけば、あとはペーパーバックを読むなり英会話学校に通うなり英語の歌を聴くなり、好きにやればいいのではないだろうか。


 午前中、少し寝てしまう。1週間歩くと、どうしても土日あたりには疲労が蓄積するようだ。まあ、今日は日曜日なのだし、半分休みのつもりでもいい。大事なのは、それでも図書館へ行くことだ。


 本より一足早く耳栓だけ届く。さっそく試してみたが、耳栓を装着して暫くすると外れてしまう。そういえばイヤホンも私の耳には合わないのだった。形が特殊なのだろうか。結局、携帯せずに図書館に出かけた。
 そしたら、げっぷの紳士に遭遇する。この人は、最初の内、口をくちゅくちゅ鳴らす以外は静かに読書しているのだけど、本の世界に入り込むにつれ、次第に頻度と音量を増しながらげっぷげっぷとやるようになるのだ。個人用の机を使用するしかなさそうだ。


 昨日今日と、『DUO3.0』(アイシーピー)の例文をノートに書き写す青年を見かける。昨日も今日も、前半の四分の一くらいのところで頑張っている。いつになったら終わるのだろうか。せっかくCDがあるんだから(たしか別売)、それを繰り返し聴いた方が絶対にいいのにと思う。そこまででしゃばってアドバイスはしないけど。しかし、『DUO3.0』はいい本だと思う。