日本の教会をたずねて／八木谷涼子編

日本の教会をたずねて (別冊太陽―日本のこころ)

　偏りなくいろいろな教会が紹介されているので、建物からだけでもそれぞれの教派の性格が見えてくる。ほとんど馴染のなかった正教会や聖公会の儀式の様子も垣間見ることができる（結構カトリックと似てる）。日本におけるカトリック建築の偉大な先駆者であるド・ロ神父と鉄川与助、正教会のイコン画家として活躍した山下りんなどの特集もある。読み物としてもなかなか面白かった。
　そして、やっぱり私は感性的にはカトリック以外でありえないだろうなと再確認する。

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