本の覚書

本と語学のはなし

廃車


 車屋から連絡が来た。修理と車検と合わせると25、6万円。異音も確認できるので、もっとかかるかもしれない。腐食も進行している。今後もいろんなトラブルが生じる可能性が大きいと言う。この車を持ち続ければいつなんどき大きな出費を強いられるか分からないし、外出時に突然車が動かなくなって立ち往生するのも怖いので、廃車することに決定した。
 家にはもう1台、父の車がある。父が倒れて以来ほとんど放置されているので、バッテリーは上がっているだろうし、ガソリンは駄目になっているだろうし、車検は切れている。私の夏タイヤを引き取ってもらう際に、こちらもちょっと見てもらうことになった。しかし、私としてはこれを整備し、名義変更し(ナンバーも業務用から一般用に変更しなくてはいけないだろう)、車検を通して乗るつもりはない。この機会に一緒に廃車してしまえばいいのにと思っている。
 父の車に乗りたくないのは、後ろが長いのでバックの感覚がつかめないとか、大きな傷があるとか(父は運送業を生業としていたにもかかわらず、運転があまりうまくない)、煙草の臭いが染みついているとか(エアコンなんてとても使えない)、そういう理由もあるのだけど、そもそももう車を持ちたくないのである。


 今日の雪かきは1時間。庭と建物の間に下ろした雪の処理をほぼ終える。多少残っている分は父用だ。
 次は家庭菜園の畑の雪にとりかかる。自然に積もった雪に加えて、3回の雪下ろしの分もあるから、全部運び出す気はない。先ずは、建物に接している雪を取り除く。残りの部分は融けやすくなるように手を加えるだけである。2月上旬にやるべきことではないと我に返れば、途中で投げ出すかもしれないが。