本の覚書

本と語学のはなし

『外資系投資銀行の現場』 〔39〕


●西村信勝『外資投資銀行の現場 改訂版』(日経BP社)
 この本を買った頃はこんなもの読めるのだろうかと思ったが、読み終えてみるとあくまで概説にすぎないという感じ。その割に厚いのは、日本語による説明に加えて、インターネットや書籍から英文を引っ張ってきて、金融英語に慣れろという方針を取っているからである。実際、この本を読むとしたら、それしか目的になりようがないだろう。解説や翻訳にはじゃっかん不満が残る。

外資系投資銀行の現場 改訂版

外資系投資銀行の現場 改訂版