本の覚書

本と語学のはなし

太極拳

 収納場所もないまま本が溢れている。今後は更に金融や語学関連が増えて行くだろう。新しい生活を始める前に整理をしたい。古本屋に駆け込みたい。しかし、この狂った暑さにとても取り掛かる気にはならない。
 仕事を辞めると、運動不足が一段と加速される。散歩しようか。田舎って案外散歩向きではないのだ。ジョギングしようか。真夏の暑さの中を走るのは想像するだけで気絶しそうだし、雨や雪が降れば中止せざるをえない。エアロバイクにしようか。補助的にはそれもいいのだが、一日中部屋にこもることが多いのだから、メインは上半身も動かすようなものがいい。そうだ、太極拳にしよう。楊慧『DVDで覚えるシンプル太極拳』(新星出版社)という便利な本を持っている。DVDも失くしてはいない。
 今思い出したが、鎌田茂雄は『禅とはなにか』(講談社学術文庫)の中で、楊名時*1の著作を引きつつ、動禅としての太極拳を薦めていた。

*1:楊名時太極拳の創始者。楊慧はその長女である。