3月に読んだ本
(1) キリストと我等のミサ/タルタリ・チェザレ
(2) ローマ教皇歴代誌/高橋正男監修、P. G. マックスウェル・スチュアート著
(3) トム・ソーヤーの冒険/マーク・トウェイン
(4) 雨月物語・癇癖談/浅野三平校注
(5) どろんここぶた/アーノルド・ローベル作、岸田衿子訳
(6) Lady Chatterley’s Lover/D. H. Lawrence
振り返る3月
聖書原典講読
旧約聖書をヘブライ語で、新約聖書をギリシア語で、日替わりで交互に読み進めている。亀よりものろいけど。
参照する日本語訳は、フランシスコ会訳、新共同訳、口語訳、岩波聖書翻訳委員会訳、関根正雄訳(旧約のみ)、田川建三訳(新約のみ)。気が向いたら、文語訳、新改訳、バルバロ訳、塚本虎二訳(新約のみ)。
参照する外国語訳は、ギリシア語の七十人訳(旧約のみ)、ラテン語のヴルガータ訳、英語の欽定訳とNABRE、フランス語のエルサレム聖書とTOB、ドイツ語のルター訳。気が向いたら、イタリア語のCEI訳。
それぞれの翻訳の癖や勘所が分かってきたら、参照の作業は縮小する。
職場の聖書
職場ではキンドル版聖書(口語訳)、ハーフボリュームの中型聖書(新共同訳)、岩波文庫の新約聖書(文語訳)など、どれを読もうか迷ったが、結局ハーフボリュームに決めた。
中型聖書を持ち歩くのはたしかに恥ずかしい。それどころか危険でもある。クリスマスには狂喜乱舞する人たちも、大抵キリスト教をカルトと信じ込んでいるものだ。
だが、キンドルのようなガジェットは何か誤解を与えかねない。岩波のは文庫のくせに厚すぎて心も重くなるし、新約だけではなくて旧約も読みたい。フランシスコ会訳通読の負担を軽減し、家では原典講読に力を入れたいのだ。
テロリスト予備軍と通報されようが、構うものではない。
英米文学
ようやく、ようやくロレンス『チャタレイ夫人の恋人』を終える。
ブローティガン『アメリカの鱒釣り』を始める。できれば来月中に終わらせたい。
日本古典文学
やっと上田秋成『雨月物語・癇癖談』を終える。
紫式部『源氏物語(三)』を「松風」から再開する。古文はいつでもリストラの危機にある。もう止めてしまうか、欲張らずごく少数の作品をゆっくり鑑賞して行けばいいのだと割り切るか。まだ揺れている。
職場では『古今和歌集』。秋歌下に入ったところ。
読書の予定
このままではいけないが、いずれも諦めないとすれば、どういう組み合わせが最適であるのか。3月28日の記事の読書予定を修正してみた。
(1) ヘブライ語聖書 / ギリシア語聖書
(2) 日本古典文学
(3) 英米文学 / フランス文学
(4) キリスト教
(5) 〔職場で〕和歌 + 聖書