本の覚書

本と語学のはなし

版画


 図書館で勉強の途中、息抜きに木版画の本を眺める。
 昔、得意だったのだ。食パンの袋に印刷された版画から技法を盗み、何かの賞を貰ったこともあった。
 読むことと書くこと以外の趣味としては、手ごろかもしれない。葉書サイズの小品からでも楽しめる。料理はいずれ必要に迫られてやることになるが、「安く、手間をかけずに」というのがモットーになるだろうから、趣味の域には達しない。家庭菜園や園芸も引き継ぐことになるだろうが、サボテンを枯らしたことがあるくらいだから、絶対に向いてはいない。
 彫刻刀はとりあえず学生の頃のを使うとして、板やばれんや絵の具などは、美術専門店に行かないと売ってないだろうか? 高いのか? あるいは、もっと手軽に消しゴムはんこという手もあるのか?
 まだやると決めたわけではない。いろいろと迷いながら検討してみたい。