本の覚書

本と語学のはなし

イヤホン・ワーキングチェア


 蔦屋の文房具コーナーで水性ボールペンを物色。
 苦手な油性ボールペンに完全に切り換えたのは斎藤孝の本を読んでからだが、水性のサラサラとした書き心地を忘却して、手書きに対する愛着もまた失われたようだ。どうせまっとうな社会人ではなくなるのだし、油性に義理を通すことはない。
 「3色・ノック式・ペン先極細」というようなものは見当たらない。現在所有している水性ボールペンは、「ノック式の2色インク(黒と赤)+シャープペンシル」と「キャップ式の黒インクのペン先0.3ミリ」。これが合体したようなものがないかと探したのだ。
 今後のメインの筆記用具についは、もう少し検討することにして、今日のところは何も買わない。


 隣の電気屋でイヤホンを購入。さっそくCDを聴きながら家具屋に向かう。
 私が車で聴くのは語学のCDである。英語は『DUO3.0』(アイシーピー)、『新・基本英文700選』(駿台文庫)、『外国人が日本人によく聞く100の質問』(三修社)。フランス語は『コンヴェルサスィオン』(第三書房)、『今すぐ話せるフランス語 自由自在編』(東進ブックス)、『フランス人が日本人によく聞く100の質問』(三修社)。
 で、今日は『基本英文700選』を。何を今さら、と思う人もいるだろう。実際私がこれを使っていたのは高校時代の話である(昔はカセットだった)。でも、私の英語の基本はこれなのだ。ほとんどこれにしか負っていないと言ってもいいかもしれない。これさえ暗誦しておけば、英語の基礎はしっかり身に付く。今聞いても、名教材だと思う。


 家具屋でワーキングチェアを購入。
 座り心地を確かめながら選んだのは、一番高いものだった。ポイントは何と言っても腰にやさしいこと。あと5か月と3分の1が経過すれば(カウントダウンせよ!)、1日の大半はこの椅子に座って過ごすことになるのだ。ケチケチしてはいけない(と言っても、安く売る店なので、目玉が飛び出すほどの高額ではない)。
 ベッド、ソファ、ソファベッドなども見るが、今は買わない。新しい生活を始めて、どうしても欲しくなったら、その都度再検討だ。たぶん、常に却下されるだろうけど。


 ワーキングチェアを車に積み込み、友人宅へ。
 私はここでしか麻雀をしない。友だちと遊ぶ、というのもこれが唯一の場である。