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本の覚書

本と語学のはなし

パウロ書簡を読む

新約聖書 訳と註〈3〉パウロ書簡(その1)

新約聖書 訳と註〈3〉パウロ書簡(その1)

Παῦλος καὶ Σιλουανὸς καὶ Τιμόθεος τῇ ἐκκλησίᾳ Θεσσαλονικέων ἐν θεῷ πατρὶ καὶ Ἰησοῦ Χριστῷ, χάρις ὑμῖν καὶ εἰρήνη. (1Thes1.1)

 マタイとマルコを終えたので、いったん福音書を離れてパウロ書簡を読むことにした。例によって田川建三の訳註に頼るので、聖書の順番通りではなく、田川の順番に従う。したがって、真正なパウロ書簡と認められるものを、書かれた年代順に読んでいくことになる。
 というわけで、最初は「テサロニケ人への手紙、第一」。第二伝道旅行の途中、コリントスで(あるいはまだアテナイにいたときに?)書かれたものだという。49年末から50年初め頃(あるいは51年?)。まだ「パウロ思想」は固まっていない。


 冒頭部分、田川訳を載せておく。シルワノス(シルワノ)は使徒行伝に出て来るシラスのことである。

 パウロとシルワノスとティモテオス。
 父なる神と主イエス・キリストにあるテサロニケ人の教会へ。
 恵みがあなた方にあるように、また平安も。

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