600ページほどの分厚い参考書。試験を受けるわけではないから、細かいことは直ぐに忘れてしまう。でも高校生がどんなことを学んでいるのか、大雑把には理解することができた。
PCR(コロナの検査のためだけにあるのではない)、遺伝子組み換え、クリスパー/キャスなどのバイオテクノロジーにも触れられている。こういうことは、私が高校生の頃には教えていなかったのではないだろうか。
ニュースを理解し、自分でも多少の判断をするためには、自然科学の知識も不可欠である。高度な先端知識はなかなか理解できるものではないが、基礎さえ知っていればある程度イメージすることはできる。私としては、そのくらいでよいのである。