本の覚書

本と語学のはなし

大学入試 山川喜輝の生物が面白いほどわかる本/山川喜輝

 600ページほどの分厚い参考書。試験を受けるわけではないから、細かいことは直ぐに忘れてしまう。でも高校生がどんなことを学んでいるのか、大雑把には理解することができた。
 PCR(コロナの検査のためだけにあるのではない)、遺伝子組み換え、クリスパー/キャスなどのバイオテクノロジーにも触れられている。こういうことは、私が高校生の頃には教えていなかったのではないだろうか。
 ニュースを理解し、自分でも多少の判断をするためには、自然科学の知識も不可欠である。高度な先端知識はなかなか理解できるものではないが、基礎さえ知っていればある程度イメージすることはできる。私としては、そのくらいでよいのである。


 次は化学。理論化学と無機化学有機化学を合わせると、1200ページくらいになる。長い旅になりそうだ。