同じ陽子や電子で出来ているのに、数が異なれば原子の性質はまったく異なる。不思議なものだ。
しかし、最外殻の電子数が一致するものは、似た性格を持つ。代替材料を開発するときには、同じ族の原子が候補になるそうだ。
例えば、リチウムは希少であるため、リチウム電池の代わりになるものを作ろうとすれば、同じ1族のナトリウムやカリウムを用いるのがよい。研究も進められているらしい。
最新宇宙望遠鏡の初画像
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の美しい画像をいくつか。
ネットでハッブル宇宙望遠鏡の画像と比較したものを見たことがあるが、デビュー早々ポテンシャルの高さを示していた。
人口80億人時代のファクトブック
2060年頃に世界の人口は100億人を超えるが、2100年頃を境に段々と減少し始めるようだ。
現在は中国とインドがほぼ同じ14億人であるが、2100年頃にはインドの15億人に対して中国は8億人弱。アフリカの存在感が増す。一方既にピークアウトしている日本は、7000万人くらいまで減少し、現在の世界11位の座から33位にまで落ち込むと予想されている。
アフリカ問題、タンパク質危機、AIとの共存。課題が待ち受けている。
探査機がとらえた太陽系図鑑
探査機が写した美しい惑星の画像。天王星と海王星は大気中に含まれるメタンのために、どちらも青く見える。私は特に天王星の青白い色が好きだ。
この2つの惑星の色の違いは何によるのか。科学ニュースを扱ったFOCUSというページに、これを統一的に説明できるモデルが提唱されたと書かれている。分かりにくい文章ではっきりとまとめることは出来ないが、要は天王星の方は大気上方のメタンの雲が厚くて、その雲は青色以外の光も反射するので、少し白っぽくなるということらしい。
認知症の最新知識
40~50代の半数に、アルツハイマー病の兆しがあるという。これは脳内の嗅内野に神経原線維変化をきたした状態で、まだアルツハイマー病と診断されるわけではないが、これが進行すると、海馬や新皮質全体へと広がっていく。
メカニズムはまだ解明されていないが、アミロイドβとタウが関連しているだろうと考えられている。
世界の潜水艦
先月は戦闘機、今月は潜水艦。Newtonは軍事技術にも興味津々のようだ。
世界を襲う未曾有の干ばつ
温暖化の影響もあって、近年干ばつが増えている。今後今以上に対策を取らなければ、近い将来、南アメリカ南西部、地中海ヨーロッパ、北アフリカでは、深刻な干ばつが常態化すると予想されている。
世界の恐竜博物館
パラサウロロフスのトサカの内部は、先端で折り返す管状の空洞になっており、この空洞を通じて鼻へ空気を強く送り出すと、音が出ることが分かっている。この音はコミュニケーションに使われていたのではないかと考えられている。