本の覚書

本と語学のはなし

朝日中高生新聞 2022年6月19日号

 1~2面は核兵器禁止条約の初めての締結国会議がウィーンで開かれるという話。
 朝日中高生新聞では読者の中から選ばれた特派員が本や文具などを紹介することがあるが、この記事ではインタビューも行っている。


 3面は戸籍に読み仮名を届け出ることになるという話。
 読み仮名が認められない場合、裁判で訴える仕組みも検討されている。届出がない場合、市区町村長が代わりに決めるという案も示されているとか。


 7面は世界難民の日の話。
 日本は難民をなかなか認めない。在留資格を失うと入管庁の施設に入れられる。仮放免される場合もあるが、働くことは出来ない。国民健康保険にも入れない。
 10年以上前に来日したミャンマー人のミミさんも、そうした過程を経た後、今は「特定活動」という在留資格が認められ、週28時間以内の労働が可能になった。


 12~13面はドローンに免許制度が導入されるという話。
 人が住む地域で、操縦者が機体を見ていなくてもドローンを飛ばせるレベル4を今年度中に認める予定。それに伴い、第三者のいる上空を目視外で飛ばせる1等と、人がいない地域でこれまでのように飛ばせる2等の国家資格が導入される。
 物流に革命をもたらすかも知れない。