本の覚書

本と語学のはなし

朝日中高生新聞 2022年6月12日号

 11~12面は培養肉の話。
 細胞を培養液に浸して増やし、それを集めて組織にする。実験室の中では、実際に試食するところまで来ている。
 あと数年で、培養肉のステーキが食べられるようになるかも知れない。*1一家に一台培養肉製造機があって、自分の好みの肉を作れるようになる、という日が来るのも、そう遠い将来ではないのかも知れない。
 この技術のメリットは、人口増加で予想される食肉不足(プロテイン・クライシス)を乗り切るための、切り札となりうること。また、牛を個体として育てる際の、膨大な環境負荷を低減しうること。


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 期間が満了するとき、販売店から継続の勧誘を受けるかどうかは、その販売店によっても違うかも知れない。私の場合、販売店の人が家を訪ねてきた。勧誘というよりは、確認である。

*1:法整備が進んだシンガポールでは、既に培養肉を購入して食べることができるらしい。

*2:27日までに申し込めば翌月から、28日から月末までの申し込みだと翌々月からの開始となる。要注意。